2018/11/24

LOUVRE  L'art du portrait dans les collections du Louvre

ど~もこんにちは~。
昨日、買い物に行った際、見たかったんで大阪市立美術館に行ってきました。


懐かしい~…と言うのも大昔の高校生の頃、大阪の私立高校美術部の合同開催で
「私学展」なる展示会がありまして、数回展示されたことがあるんですよ。


その頃よりは内装も随分綺麗になってるけど、床は当時を偲ばせる木張り。



今回はルーヴル美術館所蔵の「肖像」にスポットを当てて、彫刻から絵画、
紀元前~19世紀頃までを展示。




今回のお目当ては、ダヴィッドの「マラーの死」とイアサント・リゴー
「聖別式の正装のルイ14世」、ボッティチェリ「赤い縁なし帽をかぶった
若い男性の肖像」とこんなとこでした。
実物見てしばらくそこから動く事が出来なかったくらい、衝撃。
キリスト磔刑図とか結構西洋絵画って凄惨な場面多いから、「マラーの死」が
むしろ控えめに感じた。今回も蛆虫わいてる死骸の彫刻あったし…
理解に苦しむグロテスクさ。ってーかそんな葬礼彫刻のモデルにされたら
死んでも浮かばれんな~と思う私は仏教徒。)



一応、目録は買っておかないとで購入した(笑)。

他にはお決まりのナポレオン(笑)と、こんなとこで会うなんてって感じで
アウグストゥス帝やらティベリウス帝の彫刻、ヴァロア朝~ブルボン朝の王族、
貴族と結構ごった煮っぽい(笑)。テーマが「肖像」だからね、
各時代から代表選手選りすぐって集めたようなもんだわよ。


購入したポストカード。太陽王、ふんぞり返っております。
「わしが一番偉いんじゃ~っ!」という無言の意圧力が漂っております。

今回、一番びっくりしたのはまさかのベラスケス工房作「フェリペ4世王妃
マリアナ・デ・アウストリアの肖像」とあのマリー・アントワネットの娘、
マリー・テレーズの「アングレーム公妃マリー・テレーズ・シャルロット・
ド・フランス」が来てたこと!


このマリアナ王妃の肖像画はスペインのプラド美術館にあるものの模写だそうで、
カーテンの一部が描かれてなかったり、ハンカチの質感、マリアナ王妃の
顔周りの髪の毛とか多少の違いはあるものの、目の前にするとぞくぞくして
冷や汗流れてしばらく動けなかった…。(係員の方が怪訝そうに見てた。)
ああ、こりゃやっぱりプラド美術館に行くしかないのかね?
って実際行ったら、失神して泡吹いて倒れそうな気がするが…。
マリー・テレーズのほうは、彼女の過酷な運命を知ってから見るのと、
何も知らずに見るのでは随分印象が変わるだろうなぁと。

レンブラントの作品もありました。けど、バラエティーに富んだ展示なので
目立たない感じがして少し気の毒。


最後は変態…いや奇人変人アルチンボルド。


「春」と「秋」だけど~。秋なんて耳がキノコ!なんともユーモラスというか、
変態と言うか…。こーゆー肖像画ってホントにその人に似るのか?って疑問。
あ、アルチンボルド、変人皇帝ルドルフ2世の肖像画もこの手法で描いてるから、
似てないことはないんだろうな~。

ってな今回のルーヴル美術館展、満喫いたしました。次回はフェルメール展、
見に行く予定です。

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